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QuickLogic Blog

クイックロジックと eTopus が細分化された柔軟な eFPGAチップレット テンプレートを発表

– 最先端の高性能アプリケーションに最適
– 最初はコンフィギャラブル IP として、最終的に KGD (Known Good Die) チップレットとして利用できる
カリフォルニア州サンノゼ (2022 年 6 月 16 日、PR Newswire) – 超低消費電力でマルチコアの音声対応 SoC、エンベデッド FPGA IP、およびエンドポイント AI ソリューションを開発する QuickLogic Corporation (NASDAQ: QUIK) は、高速、低遅延、低消費電力のコネクティビティ IP を提供する世界的リーダーの eTopus 社と協業し業界初となる細分化された eFPGA ベースのチップレット テンプレート ソリューションを本日発表した。このテンプレートは、クイックロジックの Australis™ eFPGA IP ジェネレーターと eTopus 社の業界をリードするチップレット インターフェイスをベースとするため、柔軟な設計環境をもたらし高性能アプリケーションに最高レベルの帯域幅を提供します。

LUT、RAM、I/Oなどの FPGA リソースがあらかじめ決まっているディスクリート FPGA とは異なり、細分化された eFPGA チップレット テンプレートは、始めはコンフィギャラブル IP として使用し、最終的に Known Good Die (KGD) チップレットとして成熟させることができる。各テンプレートは、BOW (Bunch of Wires) や UCIeなどの最新のチップレット インターフェイス規格をネイティブ サポートするように設計されるため、既存デバイスにシームレスに統合することも可能。この手法では、最新のチップレット規格との互換性を確保しながら、ニーズに合ったソリューション サイズを実現できる。
最初に提供するテンプレートは、性能とコストの最適バランスを実現する 6nmプロセス技術を採用することになる。eFPGA の LUT 数は 20 万個からスタートし、ブロック RAM やデジタル信号処理 (DSP) ブロックを使用して機能を追加できる。eFPGA コアの周囲には、eTopus 社が開発した Die2Die リンクを最大384 個まで配置可能。各リンク速度は、0.5G、4G、8G、16G として設定可能で x64 ブロックとして構成されるため、イーサネット、PCIe、AI/ML、コンピュート トラフィックを効率的に転送できる。
クイックロジックの社長兼 CEO の Brian Faith (ブライアン フェイス) は、次のように述べている。「弊社の Australis eFPGA IPコンパイラを利用することで、標準的な eFPGA ベースのチップレット テンプレートを簡単に生成できるだけでなく、特定のアプリケーションや顧客要件を満たすチップレット テンプレートにも数ヶ月で対応できます。このソリューションは、高性能で低電力を求める幅広いアプリケーションに適用でき、ニーズに合わせて eFPGA のサイズを調整するだけでなく、市場における自社製品の差別化設計も可能にします。」

現在、eTopus 社は、BOW (Bunch of Wires) インターフェイス規格の拡張版を開発しており、低電力で低遅延のダイ間接続を可能にする新しい UCIe 接続規格の開発も手掛けている。また、IP や KGD (Known Good Die) として利用できる補完的な I/O チップレットの開発もパートナー企業と計画中である。
eTopus 社 CEO の Harry Chan 氏は、次のように述べている。「クイックロジックの細分化された eFPGA チップレット テンプレート ソリューションをサポートできることを大変光栄に思います。6nm ソリューションには、Ethernet IP や PCIe Gen 5/6 PHY 向けの既存の 112G SerDes とコントローラーを提供し、デザインインを可能にしています。弊社の高速ミックスド シグナル技術を使用して、クイックロジックの eFPGA チップレット テンプレートとその他の I/O チップレットや SoC を die-to-die 技術で接続することで、レイテンシを 2ns 未満に抑え、0.25pj/bit の優れたエネルギー効率を可能にします。」

提供開始日
チップレット テンプレートの提供は、2023 年前半を予定しております。ご興味のある方は、QuickLogic (sales@quicklogic.com) または Topus (sales@etopus.com) へお問い合わせください。
eTopus Technology Inc. について
eTopus 社は、高性能アプリケーション向けの DSP ベース ミックスド シグナルの超高速半導体インターコネクト ソリューションを開発するテクノロジー リーダーです。同社の超高速 SerDes IP は、世界中の Tier1 メーカーによってネットワーキング、ストレージ、5G、AI などのアプリケーションに採用されています。現在シリコンバレーに本社を構え、ベンチャー キャピタルの資金提供を受けるスタートアップ企業であり、イノベーションと先進的なアーキテクチャの開発に取り組んでいます。主なインベスターは、SK Telecom、HK-X、コーポレート ベンチャー キャピタル (CVC)、クロスボーダー ファンドなどです。詳細は、 www.etopus.com をご覧ください。
クイックロジックについて
クイックロジック (NASDAQ: QUIK) はファブレス半導体企業であり、人工知能 (AI)、音声、およびセンサー処理向けに低電力マルチコア半導体プラットフォームおよび IP (知的財産) を開発しています。主なソリューションには、ハードウェア アクセラレーションやプリプロセッシング用の組み込み型 FPGA IP (eFPGA)、eFPGA をその他のプロセッサやペリフェラルと統合したヘテロジニアス マルチコア SoC などがあります。クイックロジックの子会社である SensiML 社の Analytics Toolkit を使用することで、AI 技術を使用する正確なセンサー アルゴリズムを実装した「フルスタック」のエンドツーエンド ソリューションが実現します。フルレンジのプラットフォーム、ソフトウェア ツール、eFPGA IP により、モバイル、ウェアラブル、ヒアラブル、民生機器、産業機器、エッジ、およびエンドポイントの IoT において、AI 機能、音声処理、およびセンサー処理の実用的かつ効率的な活用が可能になります。詳細は、www.quicklogic.com および https://www.quicklogic.com/blog をご覧ください。
QuickLogic の名称およびロゴは登録商標であり、EOS および SensiML は QuickLogic Corporation の商標です。そのほかすべてのブランド名または商標はそれぞれの所有者に帰属するため、取り扱いにはご注意ください。

オリジナル コンテンツはこちらからダウンロード可能です。
multimedia:https://www.prnewswire.com/news-releases/quicklogic-and-etopus-announce-disaggregated-flexible-efpga-chiplet-template-301569363.html
発信元: QuickLogic Corporation
リリース日: 2022 年 6 月 16 日

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