クイックロジックの Amazon 認定リファレンス デザインで Alexa 搭載のヒアラブル製品を簡単に実現 -

- 近接距離からの呼びかけ(Close-Talk)でも起動できる Alexa 搭載のハンズフリー デバイス向けスマート ヒアラブル リファレンス デザインを提供

- OEM/ODM メーカーは Alexa 搭載のヒアラブル製品を今すぐ簡単に実現可能

カリフォルニア州サンノゼ (2021 年 2 月 18 日) - 超低消費電力でマルチコアの音声対応 SoC、エンベデッド FPGA IP、およびエンドポイント AI ソリューションを開発する QuickLogic Corporation (NASDAQ: QUIK) は、Amazon 認定リファレンス デザインのリリースしたことを発表した。これを利用することで、OEM/ODM メーカーはスマート ヒアラブル製品を簡単かつ迅速に評価/開発できる。このキットには、Close-Talkをサポートする Alexa 機能を統合しているため、バッテリー駆動のアプリケーションを Alexa と直接連携させることでさまざまなユースケースに対応できる。

これは、クイックロジックの EOS™ S3 超低消費電力 Arm® Cortex®-M4 ベースの音声プロセッサと eFPGA SoCをベースにした、業界初のClose-Talk認証を受けたスマート ヒアラブル リファレンス デザインである。このリファレンス デザインは、クイックロジックのQORC (QuickLogic Open Reconfigurable Computing) イニシアチブとクイックロジックの完全オープンソースの開発キット 「QuickFeather」 を利用しています。 EOS S3 プラットフォームには、Sensory 社の低電力サウンド検出 (LPSD) 機能、DSP Concepts 社の TalkTo™ ノイズ抑制とビームフォーミング機能、さらに Alexa Wake Word エンジンが統合されているため、優れたユーザー エクスペリエンスと長時間のバッテリー寿命を実現できる。

OEM や ODMは、EOS S3 プラットフォームが実現する超低消費電力の音声起動型 Alexa 音声認識機能に加えて、SensiML 社の AI ソフトウェア プラットフォームで構築した AI ベースのモーションやサウンドなど、そのほかさまざまな AI ユースケースをオプションで統合できる。これらは、すでに QuickFeather 開発キットでサポートされている。

メーカーは、このリファレンス デザインで評価した後、そのまま QuickFeather 開発キットを使用して製品開発を継続でき、また独自のハードウェアを設計することも可能である。

QuickFeather AVS リファレンス デザインの特徴:

  • EOS S3 の音声プロセッサで実行される Alexa Wake Word Engine (WWE)
  • ハードウェアで最適化された Sensory 社の低消費電力サウンド検出 (LPSD) テクノロジー
  • 1 個または 2 個のマイクをサポート (DSP Concepts 社の TalkTo ノイズ抑制およびビームフォーミング機能搭載)
  • Alexa 音声サービスとの連携
  • 100% オープンソースのハードウェア開発キット 「QuickFeather」 と QORC オープンソース ソフトウェア ツールを使用して構築

QuickLogic の社長兼 CEO である Brian Faith (ブライアン・フェイス) は、次のように述べている。「スマート ヒアラブルの時代が到来し、弊社の常時リスニング Alexa Close-Talk 対応リファレンス デザインは、次世代の 次世代のAI 搭載ヒアラブル製品を開発するための最適なプラットフォームとなります。」「OEM や ODM は、自社製品開発のサンドボックスとしてAmazon 社の AVS 認証済みリファレンス デザインをQuickFeather 開発キットと共に使用できます。 これらのデザインはすべて、AVS認証プロセスを通過しているため安心して利用することができます。また、SensiML 社の AI ソフトウェア プラットフォームと統合された QORC (QuickLogic Open Reconfigurable Computing) プラットフォーム上に構築したことで、開発者が使い慣れた環境でスムーズに開発を進められるため、製品の市場投入期間を短縮し、リスクも軽減できます。」

入手方法

Amazon Alexa 対応の QuickFeather AVS リファレンス デザインは、クイックロジックのオンライン ストアで購入可能です。詳細は、 www.quicklogic.com/avs をご覧ください。

クイックロジックについて
クイックロジック (NASDAQ: QUIK) はファブレス半導体企業であり、人工知能 (AI)、音声、およびセンサー処理向けに低電力マルチコア半導体プラットフォームおよび IP (知的財産) を開発しています。主なソリューションには、ハードウェア アクセラレーションやプリプロセッシング用の組み込み型 FPGA IP (eFPGA)、eFPGA をその他のプロセッサやペリフェラルと統合したヘテロジニアス マルチコア SoC などがあります。クイックロジックの子会社である SensiML 社の Analytics Toolkit を使用することで、AI 技術を使用する正確なセンサー アルゴリズムを実装した「フルスタック」のエンドツーエンド ソリューションが実現します。フルレンジのプラットフォーム、ソフトウェア ツール、eFPGA IP により、モバイル、ウェアラブル、ヒアラブル、民生機器、産業機器、エッジ、およびエンドポイントの IoT において、AI 機能、音声処理、およびセンサー処理の実用的かつ効率的な活用が可能になります。詳細は、www.quicklogic.com および https://www.quicklogic.com/blog をご覧ください。

QuickLogic の名称およびロゴは登録商標であり、EOS および SensiML は QuickLogic Corporation の商標です。そのほかすべてのブランド名または商標はそれぞれの所有者に帰属するため、取り扱いにはご注意ください。